合同歯科検診の延期
毎年5月~6月にかけて行われる学校での『合同歯科検診』が去年と同様、延期となりました。
現在岡山県全域に新型コロナウイルス緊急事態宣言が発出されており、措置としては致し方ないものかもしれません。
しかし1つ心配事があります。
それは毎年この『合同歯科検診』の結果を受けて、久しぶりに歯医者を受診する人が一定数おられることです。
普段トラブルがなかったり特に気にもしていなければ、定期的に歯科医院を受診するという発想に結び付きにくいのかもしれません。
そういう方たちにとっては合同歯科検診後に配布される「歯科医院受診のおすすめ」の用紙が、ひとつの受診のキッカケになっているようなのです。
『合同歯科検診』の実施意義として、虫歯の発見だけでなく、こういった受診のためのキッカケ作り・動機付けがあります。
久しぶり・数年ぶりの来院となると虫歯や歯周病になってしまっていることは少なくありません。
そしてわりと進行していて、治療に時間がかかる場合が多いのです。。。
去年の状況を考えると、恐らく合同歯科検診は2学期以降に延期になりそうです。
検診結果の紙が出るのを待つのではなく、是非とも来院して検診を受けませんか?