MEDICAL
診療内容

レディース歯科

レディース歯科開設のきっかけ

当初、お子さまの歯医者さんとして開院しておりましたところ、付き添いのお母さん方から「私の歯も治療してほしい。」という要望をたくさんいただくようになり、徐々に大人の女性の歯科治療も行うようになりました。

レディース歯科の3つのメリット

01 保育士の資格保有スタッフがいる

小児歯科からのスタートなので、全スタッフがお子さまの扱いに慣れております。
お母さんが治療を受けている間、お子さまは保育士が責任を持って、キッズスペースにてお預かりしております。

02 女性限定だから安心

歯科医師・スタッフ・患者さまにいたるまで、すべて女性に限定しているので、男性の目線が気になる方にも安心ですし、女性ならではのお悩み・ご相談も気軽にできると思います。

03 患者さまの気持ちに寄りそって

担当の女性歯科医師が患者さまの気持ちに寄りそって治療いたしますので、歯科恐怖症を克服された患者さまが多くいらっしゃいます。

レディース歯科のできる治療

1. Er:YAGレーザーを使って、痛くない治療を心がけております。

2. 銀歯を白い歯に変えることができます。

3. 大人の女性のための『かむかむくらぶ』をご案内いたします。

保険外治療のご案内(銀歯から白い歯へ)

天然歯のような透明感のある美しい歯に生まれ変わりませんか?

エステニアとは、強度と天然の歯に近い透明感のあるセラミック材料(陶器材料)と、柔軟性のあるレジン材料(合成樹脂材料)を混ぜ合わせた新しい素材(ハイブリッドセラミックス)です。
前歯をきれいにすることはもちろん、奥歯のように咬む力が強くかかる部位にも金属を使わないで、笑顔のきれいな治療ができます。

メリット
  • ・天然の歯と色を合わせやすいので、自然で目立たなくすることができます。
  • ・天然の歯と同じぐらいの硬さなので、咬み合わせでの違和感がほとんどありません。
  • ・体への金属アレルギーの心配がありません。
デメリット
  • ・すべてセラミック材料(陶器材料)でできているオールセラミック治療より、レジン材料を配合しているため、少し強度が劣ります。

保険外治療の価格

前歯(前装冠)
  • ジルコニア
    10,7000円
  • メタルボンド
    78,000円
  • エステニア
    52,000円
小臼歯
インレー
  • ジルコニア
    50,000円
  • エステニア
    37,000円
クラウン
  • ジルコニア
    92,000円
  • メタルボンド
    73,000円
  • エステニア
    47,000円
  • RFCr
    37,000円
大臼歯
インレー
  • ジルコニア
    53,000円
  • エステニア
    40,000円
クラウン
  • ジルコニア
    95,000円
  • メタルボンド
    76,000円
  • エステニア
    50,000円

※価格は全て税別

小児歯科

のざき小児歯科では、お子さまの歯を守るために全力をつくします。

すくすくと成長するこの時期に、なくてはならない子どもの歯の大切さはもちろんのこと、乳歯は永久歯の生みの母とも言われるように、丈夫な乳歯を育てることが、健全な永久歯の育成へとつながるのです。
そのために私たちは、『予防・治療・アドバイス』を含めた適切なメンテナンスで、お子さまのお口の健康をサポートしております。

乳歯はむし歯になりやすく進行が早いのが特徴です。

乳歯は、大人の歯(永久歯)と比べると、歯の構造上、むし歯の酸によって溶けやすく、歯の神経までの距離も近いため、進行も早いです。 また、子どもは自分自身でお口の状況を伝えることが難しいため、気づいた時には症状が進行し、悪化していることがあります。
また、乳歯がむし歯になってしまうと、永久歯にも悪影響を及ぼします。
例えば、永久歯が本来生えてくる位置とは異なる場所から生えてきてしまったり、生えてきたばかりの幼若永久歯は特にむし歯になりやすいため、お口の環境に左右されてしまいます。お子さまが小さいときから、むし歯にならないための歯磨きや食習慣などの予防習慣をする必要があります。

むし歯は生活習慣病であり、予防することができる病気です。

歯は治療するごとに傷んでいきます。治療が終わったからといって、元どおりになるわけではありません。
どんなに優れた治療も「天然の歯」に勝るものはありません。
そのため、私たちは「天然の歯」を一生涯維持していただけるよう、お子様の頃から予防の意識を高めていただきたいと考えています。

子どもの予防歯科

むし歯予防は、むし歯のできない環境作りがなによりも大切です。

中でも、正しい食習慣、間食に何を与えるか、いつ与えるか、など、正しい食事の摂り方がポイントです。
歯磨きに関しては、お子様は上手に磨くことは難しいので、保護者向けに仕上げ磨きもご指導させていただいています。また、歯科医院による定期的な健診、お子様一人ひとりに合った予防プログラムを知っていただき実践していただくことが重要です。

歯科医院で行う予防歯科「フッ素塗布」

生後6ヶ月頃から前歯が生え始め、1歳半くらいから奥歯が生え、2歳半くらいには乳歯がすべて生え揃います。
歯磨きを自分でやろうとする意欲を大切にし、思い通りみがいた後に、保護者が確実に仕上げみがきするのが良いでしょう。

フッ素の3つの働き

01 エナメル質の修復を促進

むし歯はエナメル質に付着したプラ-ク(歯垢)の中でつくられた酸により始まります。歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。

02 歯の質を強化

歯の表面を覆うエナメル質を、修復したり、酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。

03 菌の働きを弱める

むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、産生する能力を抑制してむし歯を予防します。

正しいホームケア

正しい歯磨きをしていますか?

歯科医院での予防ケアはとても大事ですが、最も重要なのは、ご自宅で行う歯磨きなどのセルフケアです。セルフケアがきちんとできていないと、むし歯や歯周病を予防できません。むし歯や歯周病のかかりやすさは、実は歯磨きの仕方も大きく関係しています。 実際、ほとんどの人が毎日歯磨きをしてはいますが、正しい方法でできているかというと、できていない方のほうがほとんどです。

毎日の歯磨きも間違った磨き方を続けていては、無駄になってしまいます。当院では、患者さまのお口の状態に合わせ、一人一人に最適な磨き方を丁寧に指導いたします。

子どもの歯並び

歯並び、噛み合わせの悪さは生まれつきではありません。

歯並びが悪くなる原因は、遺伝によるものもありますが、お口の周りの機能(口腔機能)が正しく育っていない口腔機能発達不全症によるものがあります。
口腔機能とは、舌、口唇、強粘膜などを含めたお口周りのことを言います。それらが正しく発育できていなかったり、相互のバランスが悪いと歯が並ぶ為のスペースは育たず、歯並びが悪くなります。

大人の矯正とは違い、小児の矯正ではこれらのお口周りの筋肉を正しく発育させることで改善されるケースも多くあります。 また、成長期の顎骨に対して弱い力をかけてあげることで、歯が並ぶスペースを確保するという治療もあります。
最小限の手助けで健康な歯並び、噛み合わせお口の機能の獲得をサポートしています。

こどもの頃から歯並び治療をした方が良い理由

  • むし歯や歯周病になりにくくなる
  • 見た目のコンプレックスがなくなる
  • 健康に良い影響がある
  • 抜歯しなくても直せることが多い
  • 取り外しできるので見た目も気にならない
  • 他の矯正に比べて痛みが少ない
  • 後戻りが少ない
  • 歯が生え変わる顎が発達途中の時期のため習慣づけしやすい

お子さまの歯はこのようになっていませんか?

  • 上顎前突(じょうがくぜんとつ)

    上の歯が前面に傾斜して生えている状態。または下の歯全体が後ろに位置することでも出っ歯に見えます。この状態だと前歯でくちびるを切ってしまったり、顔を強打したときに歯が折れやすくなります。

  • 下顎前突(かがくぜんとつ)

    出っ歯とは逆に、上の歯より下の歯が前面に出ている状態。上の顎が小さい、もしくは下の顎が大きいことで起こります。うまく食べ物が噛めなかったり、滑舌が悪くなる歯並びです。

  • 開咬(かいこう)

    噛んでいても前歯がかみ合っていない状態。発音が悪くなったり、前歯でものを噛み切ることが難しくなります。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることがあります。

  • 叢生(そうせい)

    歯がでこぼこに並んでいる状態。この状態は歯磨きのときにブラシがしっかりと届きにくく歯垢が残りやすいため、むし歯や歯槽膿漏の原因になります。

  • 過蓋咬合(かがいこうごう)

    上の歯が下の歯を覆ってしまうほど深く噛んでいる状態。下の歯が上の歯茎を刺激することで口内炎ができたり、前歯が乾くことでむし歯の原因にもなります。

  • 正中不一致

    歯の真ん中のライン(正中)が上下でずれている状態。かみ合わせがズレているとかみ癖(右や左でばかりかむなど)がつきやすく、アゴの筋肉が非対称になりやすいです。

  • 交叉咬合(こうさこうごう)

    上下の噛み合わせが横にずれている状態。左右の顎に成長の差が出ることにより顔が歪んでしまう場合があります。

  • 空隙歯列(くうげきしれつ)

    歯と歯の間に隙間ができている状態。これは顎の骨の大きさに対して歯が小さく生えてしまうことが原因です。隙間があると食べ物が詰まりやすくなり、むし歯や歯周病の原因になります。また隙間から息漏れが生じるのでサ行・タ行・ラ行の発音が悪くなります。

小児矯正の特徴

歯並びは先天的因子が2割、後天的因子が8割といわれています。

口腔機能発達不全症とは、舌を中心とした機能的発達の問題で、嚥下や呼吸が正常に行われていない状態です。
お口の機能が正しく発育していないお子さまに見られる症状として挙げられるのは口呼吸、不正歯列、下顎後退(出っ歯)、いびき、前傾姿勢、滑舌が悪くなる、食べる機能の低下、集中力の低下、注意力の低下、睡眠不足(昼間の眠気)、多動、夜尿症、扁桃腺やアデノイドの肥大、鼻づまり、中耳炎など様々です。

歯並びを治し、後戻りを防止するには口腔機能の正常化が重要であり、これには様々な取り組みが必要となります。
特に小児の場合はトレーニングのみで歯並びが治る可能性が高く、更に口腔機能の改善により様々な症状の改善も起こります。

口腔筋機能療法

MFT(口腔筋機能療法)について

当院では、お子さまのお口の機能改善のため、MFT(口腔筋機能療法)に注力をしております。MFTとは、口腔周囲筋の機能改善に繋がる治療(トレーニング)を行う方法です。
口腔機能が正しく発育していないと、「口腔習癖」へ繋がる可能性があり、歯並びに悪影響を及ぼす可能性が考えられます。

口腔習癖とは

無意識に日常生活の中で行ってしまう癖のことです。

  • 指しゃぶり
  • 口呼吸
  • 爪をかむ
  • 歯ぎしり
  • 頬杖をつく
  • 唇を噛む(咬唇癖)
  • うつ伏せ寝
  • タオル噛み

など、このような癖が見られる場合、無意識のうちにどんどん歯並びが悪くなっている可能性が考えられます。 このような状態を防ぐために、お口周りの筋肉を動かすトレーニングをする必要があります。

口輪筋トレーニング

あいうべ体操

正しく口輪筋を鍛えることで、鼻呼吸へと改善していくために開発されたトレーニングが「あいうべ体操」です。
だらんと口を開けた状態の口呼吸。鼻呼吸が出来ないことによって、口腔内に雑菌が広がり、風邪をひきやすくなります。
それだけではなく、アレルギー症状(喘息や皮膚疾患)や集中力の欠如など様々な悪影響が指摘されています。ぜひあいうべ体操を覚えて日々の習慣にしていきましょう。

あいうべ体操の方法
01

お口を大きく開けます→「あ」を発声する形

02

お口を横に大きく左右に引き伸ばして→「い」を発声する形

03

唇を凧のようにすぼめて前に突き出します→「う」を発声する形

04

舌を最大限出します→「べ」を発声する形

05

大きな声を出しながら、目を大きく開けて必ず良い姿勢でゆっくり行いましょう。
以上を一日五回三セット行いましょう。

舌の正しい位置を身に付けるトレーニング

オープン & クローズ体操

舌先をスポットに置きながらお口の開け閉めを繰り返します。このとき、なるべく大きく口を開けるようにしましょう。

オープン & クローズ体操の方法

大きな声を出しながら、目を大きく開けて必ず良い姿勢でゆっくり行いましょう。以上を一日五回三セット行いましょう。

舌体操

他にも、舌の正しい位置を身につけるトレーニングには「舌体操」があります。唾液を分泌する効果もあり、口腔内の健康維持に役立ちます。
お子さまだけではなく親御さんにもおすすめです。親子で一緒に行うのもいいかもしれません。

舌体操の方法

舌でほっぺの内側を押しながら、片側三秒以上かけてもう一つのほっぺに舌を移動。左右に動かしていきます。上から往復三回。下から往復三回行います。(一番奥の歯の内側→後ろ→ほっぺ側までグルッと一周、歯に沿ってしっかりなめましょう)

Er:YAGレーザー

Er:YAGレーザーについて

当院では、精密で効果的な治療を提供するためにYAGレーザーを導入しています。
YAGレーザーは、歯や歯茎に対して不快感を大幅に軽減し、健康な歯や組織に余計なダメージを与えず、患部にピンポイントで作用するため、安全に治療を行えます。
むし歯治療では、歯を削る量を最小限に抑えて治療が可能です。歯周病治療においては、歯周ポケット内の細菌を除去し、炎症を抑え、歯茎の健康を回復させます。
また、歯茎や口内の小さな手術も、痛みや出血を最小限に抑えながら行なう事が可能です。更に、レーザーは細菌を殺菌する効果があるといわれており、感染予防にも効果が期待できます。