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母子分離についての想い

黄色いカバーをつけたランドセルを背負って、ピカピカの一年生たちが登校する姿がほほえましい時期です。

保護者の方と離れて自分の足で歩いて小学校へ行く。子供たちにしてみれば大きな一歩です。

 

小児歯科という場所でお子さんの成長にどう関われるのか。

それは身体的・機能的な成長に限らず、精神的な成長も踏まえて日々考えている課題です。

 

先日大学病院の小児歯科の教授の話の中で、『母子分離』というワードが出てきました。

歯科を受診する際、保護者の付き添いなくお子さん一人で診察室に入ることです。

 

母子分離を行うメリットとして

①お子さんの自立心を育む

最大のメリットであり、お子さんの精神的な成長を大きく促します。

②歯科医師やスタッフとの信頼関係が築きやすい

親御さんを介さずお子さんと直接会話する事で、信頼関係が強くなり治療に協力的になります。

③治療がスムーズにすすむ

意外と思われるかもしれませんが、わりとあるあるです。

保護者の方が近くにいる事で甘えが出たり、不安が強くなるお子さんがいます。

そういうお子さんは保護者と離れることで、シュッとする事が多いです。

 

もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。

お子さんの性格的によけいに恐怖心を与えることになってしまったり、保護者の方がわが子の様子が見られなくて

不安に感じるなどです。

 

小児歯科のひとつの基準としては『4歳を目安に母子分離』ですが、早いと感じる方もおられるかもしれません。

 

そこで、のざき小児歯科では『1年生になったら母子分離』を目標にしています。

もっと幼いお子さんでも一人で入りたがれば尊重しますし、実際に2歳で一人で入室する子もいます。

 

もちろんその子のペースに合わせて進めていくことが大前提ですが、「がんばっておいで」と

背中を押すくらいの気持ちで見守っていただければと思います。

 

私たちは、お子さんが大きく成長するための小さな一歩を応援できる場になりたいと思っています。