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手足口病・ヘルパンギーナの流行がみられます

プール遊びや水遊びをし始めるこの時期、毎年【手足口病】や【ヘルパンギーナ】に罹患するお子さんが増えます。 のざき小児歯科でもそれらの感染が原因で予約をキャンセルされる患者さんがチラホラとみえるようになりました。

原因となるウイルスは違うのですが、どちらも口の中に水泡(小さな水ぶくれ)を形成し痛みを伴うという共通の症状がみられる場合があります。「口内炎が痛くて食事がままならない」という理由で受診されたお子さんを診察して、よくよく保護者の方のお話を聞いてみると【手足口病】だったり【ヘルパンギーナ】だったりというケースもあるのです。

【手足口病】はその名の通り、口の中だけではなく手のひらや足の裏などにも点々と発疹が見られるのでわりとわかりやすいかもしれません。

【ヘルパンギーナ】は口の中でも喉に近い奥の方に水泡を形成するので、喉の痛みを訴えることもあるようです。

発熱など気になる症状があったりお子さんが口の中や喉の奥の痛みを訴えるようでしたら、まずは一度小児科さんを受診されてみてはいかがでしょうか?

それ以外でも発熱とともに歯茎全体が真っ赤にただれてしまうお子さんもまれに見受けられます。お口の中のトラブルは、お口を清潔に保つことが大切です。痛みが強く歯磨きが困難な時には、軽くお口をゆすいだりガーゼなどで優しく拭き取ってあげるだけでも効果的です。